な ん で も 写 真 館



「 甲府城 〜山手御門編〜
[写真&コメント:10期/管理人]  

   ○○ 城シリ−ズ ○○

平成21(2009)年3月7日(土)〜8日(日)に開催された“新春初弾きin甲府”のすべてのスケジュール
終了後に、帰りの電車までの待ち時間を見つけて新たに復元された「甲府城山手御門」を訪れてきた。
前回訪問時(10期生同期会)には、まだこれらの復元はなされていなかった。
(前回は本丸エリアに行っているので、そちらも併せて参照下さい。)

「甲府城の出入口は、南側の追手(大手)御門、北側の山手御門、西側の柳御門の3ヶ所がありました。
山手御門とこれに続く出入り口は、平成9年(1997)の発掘調査によってその位置が確認されました。
城外から木橋と土橋で堀を渡り、その先に山手門があり、虎口空間を直角に折れて二階建ての山手
渡櫓門
があります。
出入り口の防御を固めるため、非常に厳重なつくりとなっています。枡形門虎口型式の両者を総称して
山手御門と呼んでいます。」
  (案内パンフレット:「甲府市歴史公園 甲府城山手御門」より抜粋)
                                             [ 撮影日:2009.03.08(Sun.) ]



[山手御門案内図]
(clickすると拡大表示)



陸橋の上から 】
山梨放送ビル前の陸橋からみた「山手御門」の全景。
今回新たに復元された「山手門」(左手前側)と「山手渡櫓門」(右手奥)付近を望む。
JR中央線越しの背景には、左奥に「稲荷櫓」と正面奥に「甲府城天守台」が見える。

 


【 山手門 : 正面側から 】
木造平屋建ての高麗門。
2本の支柱の上に横木を渡して、その上に屋根を載せた棟門形式の
門に門扉と控え柱をつけ、門扉を開いた状態の時、門扉の上部にも
屋根をつけた門。
  


【 山手門 : 虎口内から 】
内側から見ると高麗門独特の構造が見て取れる。
(開いた門扉が控え柱の方向に収まり、それらの
 上側にもそれぞれ屋根が設けられている。)


  

【 山手渡櫓門 : 外側から 】
木造2階建ての櫓門。
櫓門とは門の上に櫓を渡した2階建ての城門で、
門上の櫓を渡櫓という。
 

【 山手渡櫓門 : 虎口内から 】
山手門をくぐった後、右折れで山手渡櫓門
をくぐることになる。
 

【 土塀の構造 】
山手渡櫓門の上にある展示コーナー奥から外にスリッパを履いて出られる
ようになっており、そこに土塀の構造を説明するコーナーが設けられている。

 


[土塀の説明板]
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【 身延線の線路越しに見る稲荷櫓と天守台 】
 (上の土塀の構造を展示してある場所から望む)
今になって思うと、線路によって分断されてしまったことが
返す返すも残念でならない。



【 身延線のホームから見る稲荷櫓 】
帰りの電車を待つ間にホームから撮影。

【 身延線のホームから見る山手渡櫓門 】
帰りの電車を待つ間にホームから撮影。


【 堀越しに見る遊亀橋 】
県民会館の方から歩いて至る。

【 遊亀橋から見る天守曲輪 】
遊亀橋の欄干がちょうど補修されたばかりだった。


  
[舞鶴城公園案内図]
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[2009.07.04:受付]  

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