な ん で も 写 真 館



「 日本三大奇橋 A錦帯橋
[写真&コメント:10期/岩田さん]      

日本三大奇橋というと、 「山梨県の猿橋」 、 「山口県の錦帯橋」 までは頭に浮かぶのですが、あとひとつがどこだろうと思っていました。調べますと諸説はあるのですが、一般的には 「徳島県のかずら橋」 のようです。最近、日本全国で唯一足を踏み入れたことのない徳島へ出張の機会があり、日本三大奇橋全てを訪問したので紹介します。
(今回は前回の @ に続き、 A をアップ。近日中に B もアップの予定です。)

A
錦帯橋 (2009年9月 9日撮影)
錦帯橋は三橋の中で、一番有名で規模が大きい橋で、岩国城と城下町の間を流れる錦川の往来のために設けられた。川の氾濫でたびたび橋が流失するので、あるとき藩主が大工を、橋桁のない刎橋とすべく猿橋に調査を命じたそうである。ただ、ここは川幅が広く刎橋にするのは困難であるため、中国(当時の明)の橋を参考に土台を強固にした3連のアーチ橋としたそうである。


@猿橋 (2010年 6月16日撮影) ←アップ済み
B
かずら橋 (2010年11月 10日撮影)




錦川にかかる勇壮な姿

















錦川の川岸から見た橋の全景。このりっぱな石の土台が水害から橋を守って来た。

















橋の向こうに小さく見えるのが岩国城


橋から見た岩国城。
古くからこの橋が城と町の重要な通行路で、橋の損壊には色々知恵を絞っていたようである。

吉川広家の居城、岩国城。
カメラの調子が悪くノイズが入ってしまっているのは、ご容赦ください。


岩国城の天守閣から見た錦帯橋と岩国市街地。

岩国城側から見た錦帯橋。


橋の両端部の橋桁部分。

橋のアーチ部分。和釘以外は使用していない構造で、仕事で長年モノ創りに従事していると、専門外でもこの構造には興味が出る。



錦帯橋の最寄り駅、JR岩徳線 西岩国駅。開通当時は、山陽本線の岩国駅として開設されたため、ローカル線の中間駅としては、モダンで重厚な造りに加え構内も広い。

駅は無人化されており、列車が来ない時間帯は閑散としている。ここへ来るのにJR東日本のSUICAとJR西日本のICOCAは共用できるので広島駅からSUICAで入場して西岩国駅で降りようとしたら、SUICA・ICOCAの使える区間はひとつ手前の岩国駅までで、しかも西岩国駅は無人とあってワンマンカーの運転手とで精算に手間取り、列車を5分遅延させることになってしまった。

[2011.01.10:受付]  

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