【 いろいろ情報館 】

“山梨大学・学歌集
~ 歌詞編/工学部 ~
[情報提供:山梨大学学友会・斎藤さん]      .

[管理人コメント]
以前に、現役学生で山梨大学学友会の斉藤一希さんという方からメールを頂戴し、新たな年度を迎えるに際して、当時の各種行事やサークル紹介の冊子等今後の活動の参考委資料として、マンドリンクラブのHPに掲載されている 「サークル入会案 内(S45/46/47年度)」 の具体的な記述内容を知りたいというご依頼を受け、それをきっかけにして何度かメールのやり取りをさせていただきました。

その際偶然に、山梨大学に関連する様々な歌を過去に遡って収集しておられるというお話を伺いましたので、まとまったらぜひこのYUMCのホームページでも紹介させていただきたいというお願いをしたところ、幸いにもご快諾をいただきました。
これらは非常な労作であり、斉藤さんの多大なるご努力に感謝しながら、いただいた資料をひとまず以下の観点でホームページ化したものを今回ご紹介させていただきます。
(なお、山梨工業会・関西支部/牧野さん(S41年発酵卒)からも関連資料の提供をいただきましたので、その分も追記して纏めさせていただきました。どうもありがとうございました。)

・「山梨大学・学歌集 ~全目録編~ (← クリックするとジャンプします。)
    (→ 「山梨大学」 関連の学歌の全目録を記載しています。)


・「山梨大学・学歌集 ~歌詞編/工学部~」  (← このページ
    (→ 「山梨工高/高専」 と 「山梨大学・工学部」 の分の歌詞を記載しています。)

・「山梨大学・学歌集 ~音声編~  (← クリックするとジャンプします。)
    (→ 録音、パソコンミュージック、YouTube等の音声データをアップしています。)

[注記]
なお私の作業ミス等で誤植などありましたらご指摘いただき、さらには新たな曲の資料をお持ちの方がありましたら是非とも資料提供をいただき、これら資料の充実を図っていきたいと考えていますので、是非ともご協力をお願いします。


[2013.10.19]

題名

山梨髙工
 /工專     

山梨髙等工業學校歌 「天そゝりたつ芙蓉の髙嶺」
          作詞:御園生桂三郎
          作曲:岡野貞一

  一、天そゝりたつ 芙蓉の髙嶺
   千古の雪は 心の象徴(しるし)
   この天然の 妙なるわざを
   享けて起つなり我が甲斐の府に
   仰げや 吾等の高き理想(のぞみ) 
   二、あゝ研鑽の 春秋三年(みとせ)
    まどゐ睦みて いざやはげまむ
    使命ぞ重き 工業科學
    我が日の本の いしずゑなれや
    つとめよ もろとも國の榮を
       
三、建業遠き 三千年の
   國の光を 心としつゝ
   麗の地に たけぶ男の兒の
   沖天の意氣を見ずやもろびと
   ふるはむ 吾等の若き力を
   
 

山梨髙工新入生歡迎歌

          作詞:鵜澤孝左久
          作曲:(不明)

一、神の攝理の啓示(さとし)得て
   芙蓉の麓風かおり
   天地や正氣につゝまれん
   歩みおなじき若人を
   迎へうたはんいざ我等 
   二、舞鶴の櫻花(はな)にさそはれつ
    御嶽の紅葉をめぐるとき
    惰眠の夢は破られん
    いざや勵まん我友よ
    理想の海の彼方まで
       
  三、弦月峯におつるとき
   明星(ほし)の光のしるべ得て
   工の業にいそしめる
   學徒がきよきあくがれを
   世に謳はれん永劫(とこしへ)に 
   


山梨髙工逍遙歌第一


  一、皎々古都に月冴えて
   盛衰千古照らす時
   愛宕の山をさまよへば
   春の朧の夢に似て
   綠に埋る里戀し 
    二、塒(ねぐら)に急ぐ雁音と
     武田の杜をさまよへば
     武運つたなき名將を
     慕ひて落ちる紅葉に
     男兒熱血涙あり
       
三、噫!(ああ)人の世は汚れしを
   行人我等若くして
   共に生き拔く友若し
   斧鉞(ふえつ)入らざる野を拓き
   名をこそ惜しめ健男兒
    四、歷史はめぐる幾度ぞ
     古城の松に風こもる
     果てぬ亂舞の音絶へて
     東雲赤く流るれば
     嗚呼新雪の富士清し
     嗚呼新雪の富士清し 


山梨髙工逍遙歌第二


  一、嗚呼靑春は花の夢
   春古城の逍遙を
   樂しむ人も乙女子も
   浮寢に結ぶ夢の夢 
    二、秋風白く立つ頃は
     甲斐の都に霧深く
     枯葉綾なす旅空に
     今日も嘆きの歌を聞く
       
三、旅に疲れし其の時は
   浮身を野路に橫たへて
   愁ひを髙き暗空の
   星の光につなぐなり
    四、山峽遠き晩鐘に
     水の鏡を行く雲に
     旗亭の酒よ我が友よ
     湖畔の旅情誰か知る 
       
  五、秋風既に幾星霜
   行人正に男兒なり
   至純の情をたぎらせて
   富士に流るゝ雲を見よ
 

[2015.07.20:歌詞の一部を修正]


山梨大学工学部 逍遙歌第三 「歸命の祈り」


  一、春燎の甲斐の野辺
   栄華の夢に世は狂ひ
   花爛漫と香るとき
   痴人は迷い躍るとも
   せつなの酔に嘆あり
  二、鳴呼若人よカ帰り来よ
   鳴呼思はずや先人の
   聖なる息吹に振はむや
   意気永久に若くして
   真理の海に舟出せん
       
  三、鳴呼月廻り雲は去り
   星影清く冴ゆる時
   桂樹がかげに憩ひつつ
   いざ歌ひ来よ若人よ
   無言の啓示語るらん
  四、秋繍條の風すさび
   滑の火赤くゆらぐ時
   別れの酒杯(つき)に汲みかはし
   宴の筵花のかげ
   今宵三年生(みとせ)の夢かなし 


山梨髙工寮歌 「朝に仰ぐ」

          作詞:今市郁夫
          作曲:坂口五郎
           (歌詞不明)


山梨髙工寮歌 「春風秋雨」

          作詞:毛三雄
          作曲:坂口五郎
           (歌詞不明)


山梨工專芙蓉寮歌 「男子の語らひ」 (S.23.2)
          作詞:(学生作詞)
          作曲:坂口五郎

  一、嗚呼我れ芙蓉の地に集ひ
   眺むる秀麗我が鏡
   自から樂しむ浩浩の
   赤裸の姿誰か知る
    二、往々暴馮消え去りて
     鐘鼓饌玉我知らず
     萬古の愁影ひそめ
     清操是に香るかな
       
三、殘夢の孤燈胸にして
   はるけき雲夢望みつゝ
   共に立たなむ滄溟の
   萬伋の山も己になし
    四、嗚呼我れ芙蓉の地に集ひ
     森茫孤舟來るとも
     紫石稜々渾べてなり
     遊子の思ひ今はなし 


工作機械科曲 「工作機械科の歌」

          作詞:出久根正純
          作曲:(不明)

  一、夏深綠の山の麓
   冬アルプスの凩に
   鍛ふ梨工の健男兒
   工作の意氣誰か知る
    二、意氣と熱との工作が
     マークもKの旗立てゝ
     鎧袖一觸なぎ倒し
     凱歌も髙く擧げん哉
       
  三、機山公の地に學び
   英雄の姿夢に見て
   嗚呼靑春の血は躍り
   意氣と熱とに生きん哉
   


通信工學科應援歌
          作詞:(不明)
          作曲:(不明)

  一、.あゝ靑春の胸に湧く
   若き血潮は火と燃えて
   希望を髙く望み立ち
   汗馬を誰か止むべき
    二、萬朶の精よ吾が選手
     空も蔽ふ大鵬の
     今死を賭ける決戰に
     龍虎の意氣を君見づや
       
  三、今中原の草枯れて
   大空髙く野は廣し
   勝利の誇り天かけて
   天地どよむ鯨波聲(ときのこゑ)
   


昭和21年10月記念祭歌

          作詞:菅沼 明
          作曲:(不明)

  一、秋風至る山峽(やまかひ)の
   紫水の面に影低く
   行路の人の花の色
   幾度めぐる爛漫の
   夢の里路に今日祭る
    二、古城に續く道のへの
     野邊の紅葉散り交ひて
     孤愁の窓に綾をなす
     噫錦織の色も濃く
     祭の歌のこだまする
       
  三、祇園の鐘は遠くして
   祭のにはに響きたる
   無情の涙ぬぐひ去り
   行人共にたづさへて
   祝へや今日の十月祭
  四、淺黃に映ゆる峰山へ
     旗風かざす永久に
     桂の枝をもろてもち
     八重の潮路をのり越へて
     今時の秋をたたへなん


昭和22年10月記念祭歌

          作詞:雨宮慶和
          作曲:(不明)

  一、無何有(むかう)の郷よ甲斐の野に
   秋落莫の風吹きて
   悲憤に逝きし先人の
   樹てし功を偲びつゝ
   再び迎ふ記念祭
   誰か血潮の湧かざらん
   二、心床しき益良雄は
    栗毛の駒に鞍置いて
    淺綠なる春の野に
    まことの眞理(いのち)求めなば
    うら若き日の喜びは
    我等が胸に溢るなり
       
  三、大地を廻り沈みゆく
   夕陽(せきよう)紅(う)き杜影に
   今は見果てぬ邯鄲(かんたん)の
   一炊の夢はなほさめず
   久遠の魂(たま)のふるひつゝ
   流る銀河を仰ぐかな
 四、蕭々の風身にしみて
    自然のさだめさけ難く
    三盧の夢のはろばろと
    雲流れゆくアルプスに
    夕歸雁(きがん)の亂れ落ち
    遠し來し子の思ひ湧く
  五、八ヶ嶽(やがつ)の嵐の雄叫びに
   しじまは深く闇(く)れるとも
   火影きらめく若人の
   胸に王者の覇氣あれば
   嚴しき哉白銀の
   甲斐原頭に月冴ゆる
   六、有情の友よ君と我
    茨の路の果なくも
    地上榮華の名に狂ふ
    衆愚の群の虚しくも
    髙き啓示(さとし)の征矢(そや)負ひて
    明日は人生の船出せん


昭和23年10月記念祭歌

          作詞:上矢利雄
          作曲:(不明)

  一、秋搖落の風そよぎ
   蟲の音淡き甲斐の野に
   想ひをこめし若人の
   歷史を飾る綾錦
   若き心を躍らせて
   まためぐり來る記念祭
    二、紫紺の空に皎々と
     中秋の月冴えわたり
     孤愁に(うれひ)に咽ぶ旅人の
     古都に奏でる悲愁曲
     聖き野心(のぞみ)は妙調(ましらべ)は
     祭の夜にこだまする
       
  三、嗚呼靑春は幻の
   希望の峰の道遠く
   落葉踏む音の寒しくも
   行け旅人よ頬笑みて
   仰げば髙く白雲の
   芙蓉の嶺に雪潔し
  四、秋秀麗の初紅葉
     醉心地なる逍遙に
     墟珀の酒を汲み交し
     星の宿とふりすてゝ
     紫紺の空をはろばろと
     夢鷲山(らんざん)にはせるなり
  五、治安の夢を踏躙り
   理想の峰をきわめんと
   血汐に染むる顏に
   今落日の雲赫く
   偉業の跡をつぎほせと
   晩鐘空に鳴りわたる
    六、うきふく繁き紅竹(くれたけ)の
     光榮ある歷史ひもとけば
     間近に榮へし先人の
     赤き血に染む自治の大旆
     眞理の錦織りなして
     我等が胸に迫るなり
  七、それ 先人を偲びつゝ
   今宵は淡き夢見んと
   燃ゆる我が胸躍らせて
   狼火を圍み歌う記念祭歌(うた)
   意氣に溢れる靑春の
   聽け若人の雄叫びを
    八、黃昏せまる山峽の
     峰の松風長閑にて
     幾年々へだつとも
     吾が自活(みち)永遠に傳へんと
     希望に燃ゆる七百の
     篝火燈す記念祭


創立25周年記念祭歌

          作詞:石原滋夫
          作曲:(不明)

  一、秋玲瓏の影清く
   寂莫は野邊に滿つる時
   感激燃ゆる若き日の
   熱き血潮は髙なりて
   祝宴(うたげ)の燈紅(ともし)に
   今宵ぞともる記念祭
    二、時往き人は變れども
     常盤の松の綠濃く
     眞理(まこと)の歩みはこびつゝ
     永遠(とわ)に輝く我がゆくて
     光榮の歷史は丘の上に
     年二十五を迎へたり
       
  三、時世は濁り迷ふとも
   眞理の光なからずや
   憂ひて叫ぶたましひは
   今覺醒の啓示(さとし)得て
   理想かゝぐる自治の學園(その)
   健兒(をのこ)の集ひ知らざるや
  四、葡萄の美酒(うまき)くみ交し
     友が情を身にしめつ
     人世(うきよ)の靑春(はる)のたまゆらを
     つゝが丘にさまよへば
     希望(のぞみ)は胸にあふれ來て
     瞳(まみ)美(うるは)しく冴ゆるなり
  五、あゝ歡喜のこの夕
   髙き想の丈夫(ますらを)が
   燈影に圍む友垣の
   契りも固き歌声は
   心の系を振はせて
   いざ壽(ことほ)がん記念祭
   あゝ感激の記念祭
 


山梨大学
 工学部
   

山梨大学工学部歌 「大空は真澄に明けて」
(S.27.5.3)
          作詞 南田昌三    補作 島田榛名
          作曲 平井廉三郎   編曲 梨大合唱団

  1.大空は 真澄にあけて
  そびえたつ 芙蓉の高嶺
  めぐれるやまなみ 生気はあふれ
  清きかな われらが心
    2.新しき 世代を築く
    大いなる 思いをひそめ
    究めむ 工学技術の精華
    さかんなり われらが力
       
  3.栄えある 伝統のもと
  新たなる 生命(いのち)を承けて
  求めむ 真理を光を仰ぎ
  工学部 われらが誇り
   
                       昭和27年5月 3日完成
                       昭和50年5月22日編曲完成


山梨大学工学部 逍遙歌第四 ?


  1.混濁の世を下に見て    
  山邊近き學園に
  自治髙らかに嘯けば
  嗚呼富士嶺の雪清し
    2.舞鶴の城をさまよひて
    歷史を遠く偲ぶ時
    櫻花亂れてひらひらと
    げに花こそは變りなし
       
3.武田の森に鳥鳴き
  彼地靜かに彷徨へば
  深き湖水に重い祕め
  名將地下に涙あり
    4.山紫水明清くして
    學ぶ若人抱負あり
    げに梨工こそ天然の
    深き惠に浴しあり 
       
  5.嗚呼人生は短きも
  三耳の憂如何せん
  大天然そ極めつゝ
  悠久の路いざ行かん
  悠久の路いざ行かん
   


山梨大学工学部 逍遙歌第五 ?


  1.夭桃匂ふ甲斐の野邊
  花に戯る胡蝶あり
  湖水に霞うるむとき
  こは夢なりや人の世の
  醉鄕(すいがう)の地こゝにあり
    2.城濠(じやうがう)蒼く夢を祕め
    薄日のかげも衰えぬ
    遠く飛ぶ鳥夕鳥の
    日暮れて途は尚遠し
    古城に嗚咽(おきつ)の友を見る
       
3.裾野に芒(すゝき)ゆらぐ時
  魑魅(すだま)も消えて月魄(しろ)し
  眞向ふ風は强くして
  眞理の道は遠けれど
  吾に生命(いのち)の備へあり肅
    4.茜染めたる旗雲に
    爛工の兆候(きざし)憂あり
    時代の濤は荒くして
    倫紀は亂れ擾るとも
    友に破卻(はきゅく)の毅魄あり 
       
  5.松風寒く肅々(せうぜう)と
  富嶽にあがる雪煙
  狂咲きたる白菊の
  理想の勝旗ひらひらと
  眞理の道に進むなり
   


機械工学科曲 「機械科音頭」

  1.山梨大学機械科は
  人も知る人も知る
  秀才揃いの粒揃い
  コチャエ コチャエ
  コチャ コレデモ日本一
           コチャエー
    2.山梨大学機械科は
    校庭に校庭に
    桜 つつじの咲く所
    コチャエ コチャエ
    コチャ コレデモ日本一
             コチャエー
       
3.山梨大学機械科は
  毎年の毎年の
  クラスマッチにトップ切る
  コチャエ コチャエ
  コチャ コレデモ日本一
          コチャエー
    4.機山眠れる武田杜
    デッカンショ デッカンショ
    踊り抜くのは機械生
    コチャエ コチャエ
    コチャ コレデモ日本一
             コチャエー
       
  5.山梨大学機械科は
  行く所行く所
  メチにもてる奴ばかり
  コチャエ コチャエ
  コチャ コレデモ日本一
          コチャエー
   


精密工学科曲 「都を西へ」


  1.都を西へ四十五里
  四方をとりまく甲斐連山
  日夜仰ぎし富士の嶺に
  明日の己れを夢みつつ
  ああ学びゆく精密工学科
    2.春夏秋冬過ぎゆきて
    いつしか我も甲斐男児
    空ゆく雲にあこがれて
    青雲の意気ははてしなし
    ああ進みゆく我ら精密工学科


電気工学科曲 「電気工学科の歌」 (S.35.4)

          作詞:横田 浩
          作曲:坂口五郎

  1.新雪の富士を仰ぎ見て
  理想を高くかかげつつ
  若き血汐は たぎるなり
  電気の技術 磨くは我等
     2.栄えある伝統受継ぎて
    英気を永久に誇りつつ
    時代の文化を になうなり
    電気の技術 磨くは我等
       
  3.現世濁り低くみて
  清き心の若人は
  精鋭の うでかざすなり
  電気の技術 磨くは我等
 
 
   [作詞者・横田さんのコメント]   (on 2013.10.23)
     昭和34年に作詞の募集があり、応募して入選致しました。
     押山先生に選定頂き、表彰していただきました。
     作曲は私の曲を編曲頂いた、当時の学芸学部の音楽の先生です。
     昨年のS36年電気卒同級会で皆で歌いました。 


電気工学科曲 「エレキストの歌」

   「エレキストの歌(梨工時代)」
1.若い希望に胸躍らせて
  操るモーターゼネレーターよ
  服は油に汚れていても
  甲府娘が想を焦がす
  僕は梨工のエレキスト
  イージャン ソージャン
             全くジャン
   2.ドスやメリケン恐くはないが
   危険赤字の配電盤と
   あの娘の瞳がちょいと恐い
   襟のEの字隠して行こうか
   僕は梨工のエレキスト
   イージャン ソージャン
             全くジャン

   「エレキストの歌(梨大時代)」
1.若い希望に胸おどらせて
  あやつるモータージェネレーターよ
  服は油にまみれていても
  甲府娘が想いを焦がす
  僕は梨大のエレキスト
  ジャン イージャン ソージャン
            マッタクジャンン
   2.ドスやメリケンこわくないが
   危険赤字の配電盤と
   あの娘の瞳がちょいと恐い
   えりのEの字かくしていこか
   僕は梨大エレキスト
   ジャン イージャン ソージャン
            マッタクジャン


電子工学科曲 「電子科の歌」


  1.内外彩る歴史秘め
  富士をし仰ぐ甲斐の地に
  精鋭すぐりかく集い
  青春の地を傾けて
  電子にいどむあゝ夢多し
     2.青き山脈夕日のみ
     紅影さす高台に
     科学のおのをふりかざし
     文明の城築かんろ
     電子にいどむ意気高らかに
       
  3.濁る浮世の海原に
  永久に輝く金字塔
  なにを秘められし深海の
  不滅の真理究めんと
  電子にいどむやよ勝んかな
     4.時のつばさは速くして
     技術は日々に急進し
     ときすでに今熟したり
     電子にいどむ若人ら
     明日の栄光いざ歌わなむ
     あゝわれら梨大電子工学科 


応用化学科曲 「応化フラ」
(草津節?)

  1.応化よいとこ
  一度はおいで
  青いお空に
  白亜の城よ
  歌う応化は
  エレガントー
  全く素晴らしい
  アウェー アウェー
     2.ラボに一足
     入った時にゃ
     グッと鼻つく
     臭いのショック
     これがおいらの
     目覚しさー
     全く素晴らしい
     アウェー アウェー
       
  3.昼の休みにゃ
  電話のラッシュ
  町のあの娘の
  可愛いい声が
  耳をくすぐる
  この甘さー
  全く素晴らしい
  アウェー アウェー
    4.ソヨと吹く風
    香りをのせて
    緑色濃い
    応化の園に
    集う乙女の
    美わしさー
    全く素晴らしい
    アウェー アウェー 


醗酵生産学科曲 「醗酵河童音頭」 (ブンガチャ節?)

  1.おいら醗酵の一年生さ
  キュッキュキュ キュッキュキュ
  何も知らずに飲まされる
  ブンガチャッチャ
     ブンガチャッチャ
     2..おいら醗酵の二年生さ
     キュッキュキュ キュッキュキュ
     さんだ騒いで知らん顔
     ブンガチャッチャ
        ブンガチャッチャ
       
3.おいら醗酵の三年生さ
  キュッキュキュ キュッキュキュ
  単位取るのに苦労する
  ブンガチャッチャ
     ブンガチャッチャ
     4.おいら醗酵の四年生さ
     キュッキュキュ キュッキュキュ
     卒論前にしおおあわて
     ブンガチャッチャ
        ブンガチャッチャ
       
  5.おいら梨大の醗酵生さ
  キュッキュキュ キュッキュキュ
  醗酵あっての梨大さ
  ブンガチャッチャ
     ブンガチャッチャ
   


醗酵生産学科曲 「発酵武田節(さけだぶし)」

  1.甲斐の山々 陽に映えて われ研究に憂いなし
  ビール・葡萄酒・日本酒と
  何でもござれ 呑み別ける 呑み別ける

2.祖霊まします この神酒を 人に飲ませてなるものか
  神代ながらの美(うま)し酒
  白酒・黒酒(しろき・くろき)の この神酒を この神酒を

(詩吟)
  飲むこと 馬の如く 酌すること 溢るるがごとし 
           回転すること車の如く  酔うこと 天に遊ぶが如し

3.ツツジヶ崎の 前の丘 白亜に光る この学舎
  おのおの天下に雄飛する
  大志をいだく発酵武田節(さけだぶし) 発酵武田節(さけだぶし)


土木工学科曲 「土木科音頭」


  1.ドンナモンダヨネ ソリャ
  土木の意気はよ ソリャホイ
  電子やカジヤには負けはせぬよ
  ソリャホイ
  ナンジャラホイ
  ソリャホイ
    2.鳥も通わぬよ ソリャ
    八丈島によ ソリャホ
    電車を通すは誰が為よ
    ソリャホイ
    ナンジャラホイ
    ソリャホイ
       
3.太平洋上はよ ソリャ
  昔の話よ ソリャホイ
  今じゃ海底汽車が行くよ
  ソリャホイ
  ナンジャラホイ
  ソリャホイ
    4.ヒマラヤ崩してよ ソリャ
    印度洋を埋めてよ ソリャホイ
    広くなったよ世界地図よ
    ソリャホイ
    ナンジャラホイ
    ソリャホイ
       
  5.娘やるならよ ソリャ
  土木のお方よ ソリャホイ
  色は黒いが気はやさしいよ
  ソリャホイ
  ナンジャラホイ
  ソリャホイ
    6.どんな水でもよ ソリャ
    思いのままによ ソリャホイ
    恋の思いは防ぎゃせぬよ
    ソリャホイ
    ナンジャラホイ
    ソリャホイ 


土木工学科曲 「スカポン節」


  1.スカポン スカポンと音がする
  甲府の真ん中ダム造り
  世界一の発電所
  作る俺等が大仕事
  スカポン スカポン
    2.スカポン スカポンと音がする
    日本アルプス切り崩し
    世界一の防波堤
    築く俺等が大仕事
    スカポン スカポン
       
3.スカポン スカポンと音がする
  天の河原の右左
  世界一の大トラス
  架ける俺らが大仕事
  スカポン スカポン
    4.スカポン スカポンと音がする
    北極南極一つなぎ
    (?不明)
    (?不明)
    スカポン スカポン
       
  5.スカポン スカポンと音がする
  太平洋上にポールたて
   世界一のエンジニア
   建てる俺らが大仕事
   スカポン スカポン
    6.スカポン スカポンと音がする
    地球に彫刻する人は
    世界一のエンジニア
    土木建現の大理想
    スカポン スカポン


「芙蓉寮節」


  1.思い出します芙蓉寮 真っ赤に燃えた火を囲み スクラム組んで踊ってた
  元気な兄等が目に浮かぶ トコズンドコ ズンドコ ズンドコ

2.コンパコンパに夜が更けて 交わせし友の盃に 尽きせぬなごりだきしめて
  心に泣くは男故  トコズンドコ ズンドコ ズンドコ

3.思い出多き甲府にも これがしばしの別れです いえいえそうではありません
  涙に浮かんだ無鶴城   トコズンドコ ズンドコ ズンドコ

4.汽車の窓辺に寄りそって 送ってくれた人よりも ホームの陰で踊ってた
  元気な兄等が目に浮かぶ トコズンドコ ズンドコ ズンドコ


「芙蓉寮出てから」


  1.芙蓉寮出てから20年ヨイヨイ(以下くりかえし) 
  今じゃ梨大のへぼ教授 一度教壇に立つならば いねむる学生が5万人
  今じゃ上野のルンペンで 一度上着を取るならば 出てくるシラミが5万匹
  今じゃ土方の親方で 一度サイハン振るならば 集まる土方が5万人
  今じゃ発電所の親方で 一度停電にするならば 動かぬ電車が五万台
  今じゃ造船のエンジニア 一度設計するならば 動かぬ船が五万せき
  今じゃ世界一の酒造り 甲州ブドウを腐らせて 酸っぱいお酒が五万石
  今じゃ時計の修理工 一度修理をするならば 狂った時計が五万台

 
[斉藤さんプロフィール]  (ご本人承諾済み on 2013.10.22)
  ・氏名 : 斉藤一希
  ・所属 : 工学部循環システム工学科
  ・所属部活動 : 山梨大学学友会(現理事長、鉄道研究会)



[2013.10.19:受付]
  


ご意見・ご感想および山梨大学マンドリンクラブに関する新規情報などは管理人宛ご連絡下さい。




inserted by FC2 system