な ん で も 写 真 館
「 大浦天主堂 ~ グラバー園 ~ 浦上天主堂 」
[写真&コメント:10期/岩田さん
(S49年電気卒)
]
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大浦天主堂
》
今年 「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 の一つとして登録された。
江戸時代幕府がキリスト教に対し禁教令が出されたが、信仰を守る人たちが秘密組織で信仰を続ける潜伏キリシタンが居た。それらの人たちの集落と大浦天主堂がこの世界遺産となっている。
《
グラバー園
》
イギリス人商人グラバー邸のある場所に長崎市内の歴史的建造物が集められている。このうちの旧グラバー住宅は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」の世界文化遺産の一部として登録されている。
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浦上天主堂
》
長崎市の浦上地区はもともと隠れキリシタンが多く、大浦天主堂が建てられたことを知った信者が大浦天主堂の神父に密会してカトリック信仰が顕在化した。その後弾圧で各地に散らばった信者がこの地に小聖堂を建てたのが始まりであった。なお長崎原爆投下された地点の近くであったため多数の信徒が死亡した。この近くには平和記念公園がある。
《参考関連リンク》
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長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
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長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
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明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業
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明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業
[ 撮影日 : 2017.11.08 ]
【 大浦天主堂 】
この日は市内も修学旅行生や遠足で学生がいっぱい。
大浦天主堂は日本が開国後の1864年に完成した。
まだこの時は禁教下だったが献堂した一か月後に
潜伏キリシタンが密かに訪れ、世界宗教史上の
奇蹟「信徒発見」となった。
大浦天主堂の正面階段を登ったところの眺め。
左は旧長崎大司教館、
正面はカトリック大浦教会
大浦天主堂入口。
内部の見学は出来るが写真撮影は禁止。
長崎市街。
真下の緑色の塔がある建物が大浦天主堂。
【 グラバー園 】
旧三菱第2ドックハウス
(船の修理期間中、船員の宿泊設備)
旧三菱第2ドックハウスのベランダからの眺め。
長崎湾の対岸は三菱重工長崎造船所
旧三菱第2ドックハウス正面
旧リンガー住宅 リンガーはグラバー商会で勤務していた。
旧リンガー住宅からの眺め
旧オルト住宅
旧オルト住宅正面
旧スチイル記念学校
旧グラバー住宅(世界遺産)
旧グラバー住宅は現存する日本最古の木造洋館建築である。
グラバー像
旧グラバー住宅入り口
長崎伝統芸能館の展示物で長崎くんちの曳物
長崎伝統芸能館の展示物で龍踊
【 浦上天主堂 】
浦上天主堂全景
浦上天主堂
この地区も潜伏キリシタンが多かった。
浦上天主堂は路面電車の駅から徒歩20分くらい
離れており、大浦天主堂よりは、人が
少なかったが修学旅行生は多かった。
JR長崎駅
将来九州新幹線長崎ルートの終点となるが、フリーゲージトレインが
挫折して全線フル規格の開通はむずかしいようです。
[2018.12.01 :受付]
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