な ん で も 写 真 館



「 丸岡城 」
[写真&コメント:10期/管理人]       .

   ○○ 城シリ−ズ ○○
今週、日帰りのバスツアーで福井県にある “丸岡城” に行ってきました。
丸岡城は全国の現存12天守のうちで最古の天守で、また北陸地方で唯一の現存天守でもあるが、昭和23年の福井大地震で倒壊してしまった。その後、昭和30年に古材を用いて修復再建された経緯がある。
一帯は霞ヶ城公園として整備されて400本のソメイヨシノが植えられており、 「日本のさくら名所100選」 にも認定されているとかで、幸いにも好天に恵まれてちょうど今まさに満開を過ぎようとする桜も目にすることができました。
私は丸岡城そのものが参加目的だったのですが、ツアー全体のテーマである “越前3つの桜めぐり” と 越前海の幸満載の昼食をいずれも満喫してきました。
[ 撮影日:2014.04.11 (Fri.)]



【 二重三階望楼型独立式の丸岡城天守 】            .

[丸岡城の概要]
 丸岡城は、現存天守閣では最古の建築様式を持つ平山城で、霞ケ城の別名のとおり春の満開の桜の中に浮かぶ姿は幻想的でひときわ美しいものとなっています。
 戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築かせました。標高約17mの独立丘陵上に立地する平山城で、現存する天守閣としては最古級のものになります。
 天守閣は本丸の南西部に位置し、高さが約6.2mの野面積みされた石垣の天主台のうえに、そびえたちます。二重三階望楼型独立式という形式で、通し柱はなく、1階が2・3階を支える構造となっています。また、屋根瓦は全国的にも珍しい石製の瓦(笏谷石)が使用されています。
 丸岡城築城400年を記念して造られた日本庭園様式の公園があり、歴史民俗資料館には、歴代城主ゆかりの品が展示されています。

[出典 : 福井県坂井市ホームページ
   



丸岡城(別名:霞ヶ城)
(↑:click)


 
天守入口の石段
   
 
天守石段脇に置かれた鯱
(笏谷石製で天守の屋根に上げられていたが、
昭和23年の福井地震で落下した。)

 
一筆啓上石碑


《天守内部》

一階の出窓格子
(床板を外すと石落としになる)

狭間
(鉄砲用と弓射用が交互に設置)
 

丸岡城の模型
(一階に展示)
 
昔の丸岡城の概要
(場外設置の看板) (↑:click) 
     

一階から二階への階段
(彦根城のものよりも急勾配で
ロープが備え付けられていた)
 


二階のつくり
(↑:click)

 
     

二階から三階への階段
 
三階のつくり
(↑:click)

天守最高階の天井の間
(四方に窓があり、風が心地よかった

最高階天井部の木組み

天守最上階の廻廊
(外に出ることは出来なかったが、
格式を上げる為の装飾説もある。)
 


屋根瓦は珍しい石瓦
(笏谷石(しゃくだにいし)製)




一階の下側から出ている短い屋根は
雨水の流入を防ぐために壁面の途中に
設けられた腰屋根


下から見上げる石落とし
 
 

天守台の高さは6m。
石垣は自然石を積み上げた野面積み。



《付録》 同じバスツアーで行った桜の名所

【 金崎宮 】
  
【 足羽川の桜並木 】


[2014.04.12:受付]  

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