な ん で も 写 真 館



「京都御所・春の一般公開
[写真&コメント:管理人]         .

京都御所の春の一般公開が4月4日から8日までの5日間に亘って開催されているということで、4月5日(木)に行ってきました。  (京都御所一般公開HP

この時期になると毎年のようにTVのニュース等で歳時記として紹介されるのですが、実際に足を運んだのは今回が初めてでした。もちろん今でも天皇家の持ち物で宮内庁の管理となっているために普段は申し込まないと見学はできない状況ですので、大変貴重な時間を過ごしてきました。
紫宸殿や清涼殿等の由緒ある建物や、歴史で習った幕末のあの「王政復古の大号令」が発せられた小御所会議が開催された小御所などを、歴史を感じながら回ってきました。

ちょうど桜の時期だったのですが、今回初めて気づいたのは御所内には桜があまり見られず、あったとしてもソメイヨシノではなくて昔ながらの山桜だったことです。昔の殿上人たちが愛でたのは山桜であったことが新しい発見でした。

帰りがけはあの「蛤御門の変」で有名な蛤御門の方を回って帰ったのですが、御所が炎上した折に滅多に開かなかったこの門がこの時だけは開いたといういわれのある門で、普段は閉まった状態しか見たことがなかったのですが、一般公開中はタクシーの乗降用のロータリーとして使われているようで、今回初めてこの門を潜るという貴重な経験もしてきました。

約1時間ほどの御所内散策の後は、そのまま引き続き歩いて京の街を南下して「Tawawa 新風館店」にて昼食。ここは京野菜バイキングで最近女性に人気のお店だそうで、店内は我々の様な夫婦連れが数組のほかはほとんどが女性のグループでした。メインディッシュ一品+京野菜バイキングを含むランチビュッフェというスタイルで、しゃきしゃきの京野菜を中心に堪能してきました。ちょうど旬のタケノコもお初で食することができ、カロリー消費の為に再び帰途の京阪電車最寄駅まで歩いて帰りました。


PDF原紙 [出典:宮内庁HP



入門は「宜秋門ぎしゅうもん)」から行い、「清所門せいしょもん」から退出。

  

新御車寄(しんみくるまよせ)」


 
承明門(じょうめいもん)」
紫宸殿の南庭を取り囲むように
朱色の柱と白壁が並ぶ回廊が連なる。


御所の正門である「建礼門(けんれいもん)」を内側から

 
承明門越しに見る紫宸殿


紫宸殿(ししんでん)
左近の桜と右近の橘があるが、
橘は霜避けの囲いがされていた。

 
前面には白砂の南庭(だんてい)が広がる。



「清涼殿(せいりょうでん)」
入母屋桧皮葺の寝殿造り


 
小御所(こごしょ)」
幕末にあの王政復古の大号令が発せられた小御所会議の場所



御池庭(おいけにわ)」
池を中心とした回遊式庭園


 
 御常御殿(おつねごてん)
入母屋桧皮葺の書院造り


蛤御門(はまぐりごもん)」
 
裏側(御所内)から見た蛤御門

[2012.04.21:受付]        .


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