な ん で も 写 真 館




「 駿府城 」
[写真&コメント:10期/管理人]  

   ○○ 城シリ−ズ ○○

もう既に2ヶ月以上経ってしまいましたが、先日開催されたあの感動の“新春初弾き in 静岡”の時に、
せっかくでしたので集合時間より早めに静岡入りして、駿府城に行って来ました。
静岡駅の北側徒歩圏内にある駿府公園の中に、駿府城二ノ丸にあった東御門と巽櫓とが再建された
ようで、どちらもまだ比較的新しい建物でした。さらには、本丸や二の丸の城地も整備中のようでして、
そのうちに天守の再建までに行き着きそうな勢いも感じました。

                                        [撮影日:2008.02.02(Sat.)]



  【 駿府城二ノ丸の巽櫓と東御門 】
真正面の建物が駿府城二ノ丸の東南角に設けられた三層二重の隅櫓で、
十二支であらわした巽(辰巳)の方角に位 置することから“巽櫓”と呼ばれる。
その右側に連なるのが“東御門”で、これらは一体となって内部に展示コーナー
が設けられている。


【 駿府公園案内板 】
(clickすると拡大表示)


【 東御門・巽櫓を背景に土塀を模した看板 】  


  【 水堀越しに見た東御門 】
二ノ丸堀(中堀)に架かる東御門橋と高麗門。


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東御門
説明板

  【 東御門正面(外側から) 】
枡形の外側にあたる高麗門の正面。


  【 櫓門 】
東御門橋を渡って高麗門を抜けて内部に入ると、
L字状に右折れしたところに櫓門が位置しており、
多門櫓と共に内枡形を形成している。

 
  【 櫓門 】
枡形を抜けて城内側から見た櫓門。
写真の左側が東御門・巽櫓内にある展示場への入り口。




【 本丸堀 】
  

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説明板

【 二の丸水路 】
 

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説明板




徳川家康公像

駿府城本丸跡碑(写真左下隅)
 

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徳川家康公お手植えみかん”
との説明あり


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東御門〜巽櫓にある展示スペースへの入り口


櫓門大扉の防備を固めている石落とし
(開口部の蓋を開けたところ)
 
櫓門上層内部

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    二の丸堀整備工事中に発見された鯱

天守閣図
 
天守閣の模型



高麗門をくぐって右手にある櫓門。

城内側(多聞櫓)から見た高麗門。

高麗門をくぐって左手に見える多聞櫓。
城の出入り口を虎口(こぐち)と呼び防御性を高める様々な工夫がなされるが、この駿府城は典型的な“右折れの内枡形”を
取っていることが良くわかる。すなわち、高麗門、櫓門、高麗門をくぐって左手および正面の多聞櫓で枡形を構成している。
  ・「櫓門」 : 門の上に櫓を渡した二階建て(まれに三階建て)の城門。
  ・「多聞櫓」 : 土塀の代わりとして城壁の上に長く続けて建てられた櫓。
  ・「高麗門」 : 2本の主柱の上に切妻屋根をのせ、主柱の背後に立てた控え柱へも主柱上の屋根に直交する形で
           小さな切妻屋根をそれぞれのせたもの。柱を4本と3つの屋根から成るので、上から見ると屋根は
           コの字形になる。(右側2枚の写真参照)




  【 紅葉山庭園 】
東御門・巽櫓」と 「紅葉山庭園」とがセットになった共通入場券が300円だったので
それを購入したが、東御門・巽櫓展示コーナーが案外に充実して時間が取られてしまった
ので、こちらの庭園の方は駆け足で回る羽目になった。


庭園入り口


園内の四阿
(ちょうど梅の花がほころび始めだった)
 
[2008.04.12:受付]  

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