な ん で も 写 真 館



「 韓国・景福宮を訪ねて 」
[写真&コメント:10期/管理人]  

先日急な出張で、1泊2日という強行スケジュールで韓国に行って来ました。
航空券も新幹線にちょっと追加した程度であり、関西国際空港から仁川国際空港までは2時間弱
(帰りは偏西風のおかげで1時間40分ほど)程度であり、感覚的には東京出張とあまり変わらない
感じでした。帰りの飛行機まで少し時間が空いたので、岩田さんに倣って少々寄り道をしてきました。

景福宮は、ソウルの目抜き通り・世宗路の北の突き当りに位置する宮殿で、李氏朝鮮王朝太祖
の李成桂が1394年に漢城(今のソウル)に王宮として建造したもので、ソウルにある5つの宮殿
のうちで最古にして最大のものである。
あの日韓併合によって、建物の多くが壊されて、朝鮮総督府が建てられるなどの不幸な歴史が
あったが、現在復元が進行中とのことである。
                                        [撮影日:2005.12.02]



1.東側の建春門から興禮門に通じるエリア 】
北側にある山(名前失念!)は宮殿の場所を選定する
際に風水で重要なポイントであった由。
    
【 2.東側から見た興禮門 】
本来なら南側にある正門の光化門から入るのがルート
であろうが、車で行ったので東側の建春門から入場した。
  

【 3.興禮門 】
景福宮の中心である勤政殿に繋がる興禮門。
位置的には正門である光化門の北側にあり、
数年前に復元工事が完成したとのこと。
  
【 4.景福宮の案内図 】
日韓両国語で書いてあったが、豊臣秀吉の文禄・慶長の役
や日本軍による朝鮮総督府庁舎が建設された話など、やや
我々としては肩身の狭い思いを感じた。
  

【 5.韓国最大の木造建築物である勤政殿 】
勤政殿は国家の主要儀式を行うための本殿であり、
王の即位式や大礼がおこなわれたとのこと。

【 6.勤政殿の内部 】
殿内は天井が高く、中央には写真のような王の
玉座が中央に位置する。
  

【 7.千秋殿(?)と思政殿(右側の半分だけ写っている 】
思政殿は王が日常の政務を執った場所で、
千秋殿は王が臣下と学問を論じた場所で、
ここで世宗がハングル文字を作り出したそうである。
 
【 8.思政殿の内部 】
正面上側の龍の絵は、私の実家の菩提寺
の天井に描いてある絵柄とそっくりであった。

 

【 9.李氏朝鮮時代(?)の服装をした人達のパレード 】
我々が行った時に、ちょうど観光客向けのセレモニーを
やっていた。

【 10.各宮殿を区切る石塀 】
四角に切り出した石を積み上げた塀であるが、石の間の
目地が外にせり出しており、独特の印象があった。
 

【 11.1万ウォン札の裏側にも登場する慶会楼 】
池の中に浮かんでいる楼閣で、外国からの使者の接待用に
使われたいわゆる迎賓館で、国宝に指定されているとのこと。
 

【 12.修正殿 】
慶会楼の南側に位置。

 


【 13.リッツ・カールトン・ホテル玄関 】
既にクリスマスイルミネーションがいたる所になされ
ており、夜になると大変美しかった。
内部でも吹き抜けに巨大ツリーを設置中であった。
 

【 14.ホテルの部屋からソウル中心街を望む 】
ホテルは漢江という東西に流れる川の南側の
江南区にあり、この周辺は主にビジネスエリア
のため、観光ポイントはあまり無かった。
ソウル市街はちょうどこの北側方向に位置し、
この周辺で仕事をした後、漢江を越えてソウル
の中心街へ車で向かった。
 
 
[2005.12.10:受付]  

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