な ん で も 写 真 館



「 中央ヨーロッパ5カ国の旅
[写真&コメント:管理人]  


勤続30周年のご褒美に会社から特別休暇と旅行券をいただきましたので、中欧に出掛けてきました。
旅の印象が薄れない内に、個人的でない写真を中心に幾つか選んで紹介します。
オリジナルは高画質なのですが、 ホームページ転載に際してはかなり画像サイズを小さくしました。

         ・撮影日:2004.07.27 〜 08.03        ・CASIO:EXILIM ZOOM/EX-Z3


【 ブダペスト/ハンガリー
  

      《 ドナウの真珠--ブタペスト
左側の写真は王宮の丘からドナウ河を見下ろしたところ。
向う岸のドーム状の建物は国会議事堂。
右はゲレルトの丘から望むくさり橋の近辺。
  

         《 王宮の丘
13世紀に最初の王宮が建設されて以来、ブタペストの中心地であり、中世の面影をたたえた街並みは、
1988年に世界遺産に登録されている。
左の写真は「漁夫の砦」で、かつてこの城砦を守っていたドナウの漁師たちにちなんで名付けられたという。
右側の写真は側にある「マーチャーシュ教会」内のステンドグラス。
  

         《 ドナウ河にかかるくさり橋
ドナウ河をはさんだブダ地区とペスト地区を結ぶ8本の橋の中でも一番美しいといわれているのがこの“くさり橋”。
第二次大戦で破壊されたけれども、1949年に復元された。
左の写真は王宮の丘から見下ろして撮ったもの。
左側は夜になってドナウ河ナイトクルーズに行った時、船上から撮ったもの。夜になるとライトアップされて一層美しかった。


エステルゴム/ハンガリー 】
  

         《 エステルゴム大聖堂とドナウベント
ブダペストの北西の位置し、北側はスロバキアという場所にあるエステルゴムは
ハンガリー初代国王イシュトヴァーン生誕の地である。
ハンガリー・カトリック総本山としてのエステルゴム大聖堂があり、展望台の下にはドナウの流れと美しい街並みが広がっている。
上の写真は展望台から見下ろしたドナウベントの光景。(橋の向こう側が約90度に曲がっている。)



ブラチスラバ/スロバキア 】
  

      《 ブラチスラバ城と旧市街
ブダペストを後にして約190kmを走り、一路スロバキアの首都ブラスチラバへ。
市内の小高い丘の上にあるブラスチラバ城に登りました。
4つの搭が各4角に建つという変わった風貌で、お城というイメージではないかも?
ドナウ河畔の高い丘陵にあるので、街一帯を見晴らせる。
右の写真は旧市内です。


ウィーン/オーストリア 】
  

         《 ヴェルヴェデーレ宮殿
スロバキアから約70kmを走って、オーストリアの首都ウィーンへ。
ウィーンはハプスブルグ家も豪華絢爛たる生活を伝える街ということで、車窓からみる街並みは私に再度の訪問を促すものでした。
ウイーンではレオポルド1世がベルサイユ宮殿に対抗して建てさせたというハプスブルグ家の夏の離宮であるシェーンブルグ宮殿が定番で
有名で、そこにも行ったのですが、私にとってはおまけで行ったこのバロック様式の美しいヴェルヴェデーレ宮殿のほうが気に入りました。
池をバックにした正面からの眺めも抜群ですが、右の写真の裏庭からの風景も最高でした。


プラハ/チェコ 】
  

         《 プラハ城とカレル橋
ウィーンから約290kmかけて、チェコの首都プラハへ。
世界遺産の街プラハのシンボル、プラハ城まで階段のぼりが少々きつかった。
ヴルタヴァ川の西岸の小高い丘にあり、城内には聖ヴィート大聖堂や旧王宮など観光スポット多し。

  

         《 プラハの旧市街
プラハの商業の発展の中心という役割を担ってきた旧市街は、レストランやショップが多く観光の中心。
右の写真は夕食をとったレストランで親子3代(祖母〜母親〜娘)による生演奏。バイオリン、アコーデオン、チューバという
変わった編成であったが、チップをはずんだせいか何度も演奏に来てくれた。サービスに日本の曲を演奏してくれたが、何と
「知床旅情」でした。
黒ビールが日本のと違ってコクがあって苦味も少ない感じで美味しく、ついつい痛飲してしまいました。


【 特別付録 】
  

         《 アザミ
チェコから北上して一路ドイツ国境に向かう道路の両脇には、ヒマワリ畑と小麦畑が延々と続いていました。
ヒマワリ畑は日本のコマーシャル映像でよく目にしますが、実物はさすがに圧巻でした。
小麦畑も日本では想像できないスケールで、これなら宇宙人がミステリーサークルを作りたくなるなと思いました。
それらの影でひっそりと、路傍にはいくつもの種類のアザミの花が咲いていました。
満開の時期をやや過ぎた頃なのでしょうか、やや枯れ気味のものが多かったようですが、ちょうど国境越え
するあたりで下車して見つけたものをカメラに収めました。
ドイツアザミという種類があったように思いますが、日本で目にする品種とはやや異なるようでしたので、
それなのかもしれません。
異国の地で目にするアザミの花もまた趣があるものです。


ドレスデン/ドイツ 】


  


「エルベ川のフィレンツェ」と唄われたドレスデン
プラハから約180kmかけて高級食器で有名なマイセンを訪問
した後、さらに約25kmほどでドレスデンへ。
左上の写真はヨーロッパ屈指のオペラハウスと言われている
ゼンパー歌劇場。リヒャルト・ワグナーの「さまよえるオランダ人」
と「タンホイザー」の初演は、ここでなされた。
左下の写真は「君主の行進」と名付けられた陶器製の壁画で、
マイセンで焼かれたもの。各絵の下には君主名が記入。
右の写真は「ヨーロッパのバルコニー」とゲーテが絶賛
したという高台の公園のテラスから臨むエルベ川とその対岸。





ベルリン/ドイツ 】













         《 ベルリンの壁
ドレスデンを後にして約190km、ベルリンに入りました。
まずは戦後のドイツを東西に分断していたベルリンの壁を見学。
当時ニュース映像でも何度も見ましたが、東西ドイツの統一に
伴って破壊されてしまい、残っているのはごく僅かです。
上の写真はその残っているものの一つで、左側の何の変哲も
ない壁がそれです。木立を挟んで右側に林が見えますが、
当時の秘密警察・ゲシュタポの建物跡が博物館になっていました。
下の写真は、道路上に埋めてあったプレートで、当時存在した壁の
位置を示すものです。壁が存在した期間の年号が記してあります。

  



         《 ブランデンブルク門
統一ドイツの象徴ともいうべきブランデンブルク門。
前回に出張の合間を縫って来た時にはまだ背後に大きな壁が
そびえていましたが、今回はきれいさっぱり無くなっていました。
周囲もすっかり観光地化しており、その変化に驚かされました。
下側の写真はブランデンブルク門を背にして勝利の搭を望む
光景です。



ヴィルヘルム皇帝記念教会(?)
ベルリン随一の繁華街の側にあった教会。
周辺はバカンスの人達が溢れていた。
右の写真はベルリンで昼食に入ったレストランの壁に、何気なく
飾ってあったリュート。古びた楽器が何ともいえずそのレストラン
の雰囲気にマッチしていた。
  

【特別付録】


        《 ワインオープナー x 3個
今回の旅で入手したワインオープナー x 3個です。
左側の2個は、ドレスデンのデパートの家庭用品売り場で購入。
右のものは、帰国途中での乗り継ぎ地・フィンランドのヘルシンキ空港内免税店で購入。
これは旅行中に仲良くなったご夫婦の奥さんが、私がワインオープナーのコレクション
をしていることを覚えていてくださって、わざわざ空港内を探して私に教えて下さったもの。
これら3個とも、その内に「ワインオープナー」のページのコレクションに加える予定。


[2004.08.21:受付]    

ご意見・ご感想および山梨大学マンドリンクラブに関する新規情報などは下記にご連絡下さい。
連絡先管理人にメール (管理人/第10期[1974年]卒業生)

inserted by FC2 system