な ん で も 写 真 館



我 家 の 庭 の 花 便 り
[写真&コメント:管理人]  

今日はまさにお花見日和でした。
昨年の今頃に自宅周辺の花便りを送ってくれた彼の人を偲びながら、
我家の庭に現在咲いている花々を撮ってみました。
桜は綺麗ですが、その散り際に何とも言えない哀愁を感じさせてくれます。
   ・撮影日:2004.04.03 & 03.28        ・CASIO:EXILIM ZOOM/EX-Z3


         《 我家の桜も今年は見事に
先週、我家の庭にある桜の木に数輪の花が咲いているのに気が付きました。
一週間たってかなりの数になっていましたが、昨秋にきちんと剪定をしたのと、今冬にしっかりと
寒肥を与えたのが効いたようです。
植物は正直なものでして、何も手入れをしなかったらそれだけの成果(?)しか出してくれません。
来年からは随時頑張って手を入れてやり、定年後にはいっぱしの“花咲爺さん”を目指します。
我家の桜は "ソメイヨシノ" とは違って “ヤマザクラ” で、花と葉っぱが同時につくタイプです。
淡い花の中に、まだ赤みの強い、完全には伸び切っていない葉が混ざっています。)
  

        《 水仙 (口紅水仙?)
ラティスにアイビーを絡ませようとしているのですが、昨年その根元を片付けた時に
幾つか球根が見つかったので、一箇所にまとめて埋めておいたところ、可憐な花弁
を持つ水仙が何輪か咲きました。(図鑑によると、“口紅水仙”という名かも?)
  

         《 連翹(レンギョウ)
米国に駐在していた時にはニュージャージー州に住んでいましたが、州のニック・ネームは
“ガーデン・ステート”でした。まさにその名にふさわしく、緑溢れる自然一杯の環境でした。
四季の中でも冬から春への移り変わりのダイナミックさは、今でも脳裏に焼きついています。
葉っぱの無い木々が、3月の終わりから4月の始めにかけて一斉に芽吹く様は、今でも忘れ
られません。それらの緑の中にちょっぴりアクセントを加えるように、黄色い連翹の小花たち
が足元に咲き乱れていました。
その光景が忘れられずに、我家の庭にも植えてみました。向こうで見たのは、もっとしだれる
タイプでしたが、その色と無数の可憐な花々は十分に目を楽しませてくれます。

 

        《 ユスラウメ
桜の花に負けじ!と、ユスラウメの可憐な花も無数に咲いています。
実家にも植えてあって、子どもの頃はそのルビーのような実をよく食べていましたが、
我家の木にはまだ実がなりません。今年は桜と同時期に寒肥をしっかりと与えたので、
こんなにも無数の花が咲きました。
今年は、是非とも実もなって欲しいと期待しています。
(背景の赤い葉っぱは、カナメモチ(レッドロビン)の新芽です。)

[4/4:追記]
この写真に関連して、8期/高尾さんから子どもの頃のユスラウメのエピソードを送って
いただきました中に、 “ユスラウメ” をずーっと “ユズラメ(子供の耳にはユズラメと聞こ
えた)” と覚えていたというくだりがありました。私の場合もよく似ておりまして、ずーっと
“ユスランメ”と思っていました。
マイナー植物だけに、同じ関西であまりに似たスチュエーションに思わず苦笑しています。

[2004.04.03:受付]    


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