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YUMC・オフミーティング
「安藤君と、渡辺範彦さんのデビューアルバム録音」 
[写真提供&コメント:8期/高尾さん] 


「手前 アンドーです」

皆さん渡辺範彦さんをご存じですか。
渡辺さんは、私が大学2年の時(1969年)パリ国際ギターコンクールで日本人として
初めて優勝を果たしたギタリストで、当時ギターを学ぶ人にとっては憧れの人でした。
また渡辺さんは、私の友達(同期の松井君)の友達の友達ということで、憧れの人では
ありますが同時に私は親近感も感じていました。
1975年にはNHK「ギターを弾こう」で講師を務めておられましたので番組を見た方も
いらっしゃるのではないでしょうか。教え方(しゃべり方)はおせじにも上手とは言えない
のですが番組最後のミニコンサートは毎回素晴らしかったことを覚えています。

その渡辺さんは昨年(2004年)56才の若さでお亡くなりになりました。
華々しいスタートを切ったにもかかわらず、体調を壊したことなどから近年は名前を聞く
こともほとんどありませんでした。
その渡辺さんの、今となっては大変貴重なデビューアルバムが先日オークションに出品
されました。オークション仲間でもある同期の安藤君に「これは何としても落札すべきだ」
とのそそのかしが功を奏し無事に落札してくれました。
安藤君のレコードプレーヤは信州の実家で留守番をしているため我が家にレコードを持参
してもらいCD化しました。
このレコードは渡辺さんが19才の時の録音なのですが、とても19才の人の演奏とは思え
ないものでした。

安藤君とは車で10分程度と家が近いこともあり、ちょくちょく行き来しています。
安藤君は最近30年間連れ添ったタンノイのスピーカをハーベスに買い換え「素晴らしい!」
と悦に入っています。ハーベスは確かに良い音ですが、だからといって私のスピーカを、
「ただきれいな音というだけだな」とけなすのはやめてもらいたいと思います。

                                          [2005.10.22 受付]

  


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