「ヤマハのアプリ “SYNCROOM” によるオンライン合奏」
新型コロナの第2波が猛威を振るっています。
7期では、有志による ZOOM を利用してのオンラインミーティン グを5月6月に2回ほど行い、合奏も試みましたが、1秒程度 にもなる時間遅れ、最初に発音した人以外の音を消してしまう
マスキング動作、モノラルでしかない、の3大欠点により使い 物にはなりませんでした。そんな中、NHKの番組「ららら クラシック」で、ヤマハから発表されたオンライン合奏のため
のアプリ SYNCROOM を知り、これらを一挙に解決出来そうなこと が分かりました。
具体的には、以下のようなことを確認しました。
1.音の遅れはPC付属のオーディオインターフェースのままで
往復0.2秒程度。テンポ120の場合の8分音符1個位。
高性能のASIO対応オーディオインターフェース(7~8千円
程度)を使えれば16分音符1個位になりそう。
2.ZOOM と異なり、相手の音もちゃんと聞こえ、しかもステレオ
で左右好きな位置に定位させられる。
3.メトロノーム音や参考音源、伴奏音源に合わせて全員で演奏
することも出来ます。
4.インストール後、一人で5人定員の練習室1室を作れ、二人
で作った練習室2室を結合し、最大10人参加の練習室を
実現出来るようです。さらに連結して15人、20人、は
現行では無理なようです。
5.但し動画は無く、音声だけ。
そこで、昨日7日、7期のメンバー4人(山梨/神奈川/埼玉/ 埼玉)で試してみました。オーディオはPC付属のインターフェ ース、ネットワークは光の有線の人、ADSLの有線の人、
無線接続の人等、バラバラ、とにかく現有環境でどうかとの試し でした。
数曲を弾いてみた結果は「5人までなら、楽しむレベルとしては 使い物になる」でした。2室連結して6人とすると、部屋間の遅れ が加わって、このままではちょっと無理と分かりました。後は、
オーディオインターフェースに速いものを使う、光の有線に改善 する、の2つを行えばさらに良くなると思われ、2室連結も出来る かも知れません。現状の技術の範囲では画期的と感じました。
「ドミノ」「山嶽詩」「丘を越えて」を各自練習した上で、来月の 今頃、またやってみようとの話になりました。
興味のある方は、https://syncroom.yamaha.com/play/dl/ から、先ずはインストールしてみて下さい。回線のチェックも行ってみて下さい。
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