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大泉マンドリンクラブ:
「第13回大泉マンドリン・コンサート」
[写真提供&コメント : 7期/大丸さん]      .

第13回大泉マンドリン・コンサートの報告
  ・日時 : 2014年11月24日(月)
        13:00開場、13:30開演
  ・会場 : 群馬県邑楽郡大泉町 大泉町文化むら・大ホール



 小生3回目の出演となる第13回大泉マンドリン・コンサート”マンドリンとステキな仲間たち”は、初冬の勤労感謝の日振替休日の11月24日、大盛況にて終わりました。その模様を報告させて頂きます。
 当日の天候が心配でしたが、幸い曇天ではあったものの雨は降らず、わりあい暖かい日となりました。
 今回、事前に捌けたチケット数は1,000枚ということでした。また、実質の入場者数は800に迫り、ほぼ満員の盛況となりました。
 今回も利根川を越えて、友人15人が行田市、熊谷市から群馬県まで来てくれて、親族分5人含め、割り当てチケット20枚を全て捌く事が出来ました。



 第一部、例年通りオープニング曲となっている「マンドリニストの生活」で開幕。続いての曲はミュージカル”Cats”から「メモリー」をしっとり聞いて頂き、リロイ・アンダーソン作曲の3曲「シンコぺーテッド・クロック、プリンク・プレンク・プランク、そりすべり」をメドレーで演奏。一部の最後は壮大な曲、コンラッド・ヴェルキ作曲の「序曲ロ短調」を15分余、管楽器5種7人の奏者を加えた重厚な演奏で、たっぷり聴いて頂きました。一昨年の定演「魔女の谷」、昨年「レナータ」に続いて、YUMC時代の定演で演奏した3曲目のマンドリン・オリジナル曲で、力が入ったのは言うまでもありません。

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今回もほぼ満席の会場   第一部、「マンドリニストの生活」演奏中のギター・パート、
前列中央が大丸
今年はギタリスト1人が入部、1人が復帰し、部員5人と
重厚になりました。

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《第一部 演奏開始直前》



 第二部は、明大OBでプロ演奏者の和智秀樹氏を迎え、先ず前半は、還暦を迎えた本クラブ指揮者、コンサート・マスタと同じく還暦のクラブ員中心に、一時的に結成された「還暦ブラザーズ」18人によるステージで幕を開けました。
 ”懐かしのジェット・ストリームより”と題し、先ず「ミスター・ロンリー」で城達也さんの渋いナレーショ
ンを思い出して頂き、「夏の日の恋」、「恋はみずいろ」、「ゴッドファーザーのテーマ」、「シバの女王」と、特に還暦、団塊世代には思い出深い曲を、連続して演奏しました。落ち着いた大人の演奏により、聴衆をうっとりとさせました。
 次に和智氏のバラライカをフューチャーした「モスクワ郊外の夕べ」、ステージ締めくくりは軽快で華やかな「エル・クンバンチェロ」で、奏者も聴衆にも乗って頂きました。
 バラライカというロシアの3弦楽器は、知ってはいるものの、余り生で聴く機会のない楽器で、マンドリンとはまた趣の異なった、哀愁を含んだ素朴な音色が素晴らしかったです。(自分は41年前モスクワ出張時にレストランで聴いて以来でした。)

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第二部前半、還暦ブラザーズのステージ
(ビデオより)
  第二部前半、バラライカ演奏中の和智秀樹氏
(ビデオより)

 第二部の後半は、還暦ブラザーズに当クラブ員全員が加わり、”人生を讃える”をテーマに、村田英雄「人生劇場」、井上陽水「少年時代」、ペギー葉山「学生時代」、森田公一「青春時代」、島倉千代子「人生いろいろ」の5曲を総勢40人の大迫力で演奏し、坂本九の「幸せなら手をたたこう」を会場の皆さんに一緒に歌って頂きました。
 次に、地元大泉町の坂田西八木節愛好会18人による「八木節」の演奏と踊りを披露して頂き、最後に中島みゆきの「時代」で盛り上げました。
 アンコール要望に応えて、今年前半大ヒットした映画の”アナと雪の女王”から「レット・イット・ゴー」を楽しんで頂き、例年これは欠かせない曲「丘を越えて」、最後は恒例の「マイウェイ」で2時間余りのコンサートを締めくくりました。

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第二部後半、全員での演奏、合同ステージ

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第二部後半、1st 、2nd・パート
(ビデオより)

  第二部後半、ドラ、セロ・パート
(ビデオより)
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第二部後半、ギター・パート
  第二部後半、地元愛好会による八木節
(ビデオより)
(※ 一部の写真はビデオのモニタを撮影したものになります。) 

 今回のギター演奏では、リロイ・アンダーソンの「そりすべり」が難曲でした。編曲上、難しいコードが多い上にコード進行の特殊な部分が多々あり、指がついていかない状態でした。
 また、第二部の「青春時代」のイントロでタイミングを失敗しました。しかし、指揮者から特に指示もなく、そのまま演奏を続け何とか終わりまで行きました。全く気がつかなかったという友人もいましたが、終演後、即指摘してくれる人もいて、大きな反省点となりました。



■ チケットと友人
 今年は3回目の出演になりますが、妻と相談し、全てご招待ということで、15人の友人に来て貰いました。
 ところが、コンサートが終わり、お客様を見送り、後片付けの後、打ち上げ会場へ行こうとしたところ、受付のボランティア・スタッフから「大丸さん、届け物がありますよ」という声にロビーへ行くと、友人数名から「花束」、「お菓子」や「ワイン」までメッセージ入りで届けられていて、車まで運ぶのに何往復もしました^^;
 折角招待したのに、チケット代¥500より明らかに高額な届け物をして貰い、かえって気を使わせ負担させてしまいました。いやいや日本人義理固いというか、まだまだ捨てたものじゃないと感動すると同時に、とても申し訳ない気持ちになりました。次回は従来通り買ってもらった方が良いのかなと思いました。
 
■ ビデオ撮影と孫のお守
 娘夫婦は、今回、クラブとしてのビデオ撮影を依頼されたこともあり、クラブ用とプライベート用、2台のビデオ・カメラを2階のベランダ席に並べて設置し撮影してくれました。
 その間1歳2ヶ月になる孫(男の子)のお守は当然、おばあちゃんになる私の妻の仕事になります。孫は歩き始めのためじっとはしていないし、一切目を離すことが出来ません。ほとんど丸一日ちょこちょこ歩きまわる孫を追いまわし、非常に疲れたようで次の日は仕事を休みダウンしていました。従って、妻はほとんど演奏を聴けません。だから、後でビデオを見て貰うしかありません。孫のお守に限らず、普段から私の活動のサポートをしてくれる妻には本当に感謝しています。
 プライベート・ビデオはギター・パート中心に撮って貰いましたが、ズーム・アップで迫力がある画面が撮れていました。しかし、その分演奏のミスもはっきり分ってしまいます。ズーム・アップに耐えるにはもっと練習しないとまずいです。
 
■ 姉夫婦
 さいたま市から、姉夫婦が初めてコンサートを聴きに来てくれました。
 姉は高校時代マンドリン・クラブに属しマンドラを弾いていました。現在はハワイアン・クラブでウクレレを弾いています。また義兄は、さいたま市のジャズ・バンド(Beyond the Sea Big Band※)で、アルト・サックスを吹いています。(もちろんアマチュアですが・・・若いころ、一時プロを目指した経歴を持っています。)
 そんな背景から、二人ともマンドリン・コンサートには興味津々だったのです。
 以前から聴きに来て欲しいと声をかけていたのですが、過去2回は、お互いのコンサート日程がバッティングしてしまい、3回目のコンサートにやっと来られる環境ができた訳です。コンサート後、二人からは「構成全般」、「管楽器」、「イントロのミス」、「演奏の抑揚」などについて忌憚のない意見、アドバイスを貰いました。
 コンサート当日、リハーサル中に姉夫婦、娘夫婦がビデオ・カメラ設置のため、ホールに入って来たのですが、私が練習しているのを見て手を振ってくれたのを見た時は、感動で一瞬楽譜が見えなくなってしまいました。
 友人に来て貰うのは勿論嬉しいですが、身内に聴いて貰うのは更にモチベーションが上がります。
 
 今後も、マンドリン・クラブ活動は、老人の道楽、究極の自己満足であり、周囲のサポートなくしては成り立たないということを自覚して、続けて行こうと思いました。

 ・大泉マンドリンクラブ URL : http://www.geocities.jp/oizumi_mc/

  ※Beyond the Sea Big Band URL : http://www.ac.auone-net.jp/~beyond/


[2014.11.28 受付]   .
[2015.12.01 写真削除]   .
 


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