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父 親 の 独 白

5期 澤 田   稔


YUMC出身ということで、娘も親を通じて、このHPを見る方々とは共通のDNA?で繋がりはあるのかなと、勝手に思ったりしてしまいますが、HPで少々宣伝していただけたなら幸いと思います。

私共と同じような家庭もあることでしょうし、いつの時点か、そのようなお子様同士での演奏に発展することになったら楽しいなという期待感もあります。

ピアノは幼い頃からやっていましたが、いわゆるヤマハ教室で趣味的なものとして中学まで続けていました。特にヤマハ教室では作曲をして演奏することに力を入れていました。だから、ショパンや、モーツァルト等、「他人」が作曲した曲を弾くということが少なかったと思います。中学3年の時、自分で作曲したピアノコンチェルトを群馬交響楽団と演奏する機会がありました。

それからです。ピアニストになりたいと言い出したのは。私ども親は、プロは大変だから趣味の世界を勧めたのですが、小学校から続けていたスポーツ少年団のバレーボール(アタッカー)もやめ、丁度高崎に住んでおられた芸大出身のピアノの先生につきました。

高校は、普通高校だったこともあり、専門的にピアノを目指す人とはかなりのハンディがあったと思いますが、何とか希望の大学に入ることが出来ました。卒業後は、一人でドイツまで行って3年間勉強してきています。やはり、クラシックを勉強するにはヨーロッパでという気持ちが強かったと思います。大学院を卒業し、これから本当の意味でのプロ活動が始まります。

音楽の道で稼ぐことは大変なことと思っています。現在はシリーズで作曲家別の音楽会を年に2回企画して行っています。作曲家にちなんだ写真、絵画、彫刻、年表等の展示や、作品の背景、謂れ等の説明を行いながらの演奏、いわゆる「音楽会」です。

[受付:2003.03.14]
(revised :2003.04.28)


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